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アプリケーションエンジニアのキャリアパス4選!将来性についても解説

アプリケーションエンジニアのキャリアパス4選!将来性についても解説

この記事では、アプリケーションエンジニアの4つのキャリアパスを解説します。それぞれキャリアパスの内容や将来性、求められるスキルなどについても解説していますので、是非ご覧ください。

 

アプリケーションエンジニアとは

そもそもアプリケーションエンジニアとは、スマートフォンやパソコン用のアプリケーション開発をおこなうエンジニアのことで、具体的には業務アプリ、WEBアプリ、モバイルアプリなど多岐にわたります。作業範囲は、業務によって異なりますが、開発全般を担当します。

 

アプリケーションエンジニアについては、下記の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。

 

関連記事:アプリケーションエンジニアに転職するには?仕事内容・年収・将来性をご紹介

 

アプリケーションエンジニアのキャリアパス①別領域への転換

前提として、業務アプリは企業のDX化を中心に、WEBアプリはECサイトなどを中心に、モバイルアプリはAndroidやiOSを中心に需要は高く、以下の職種全体に共通することですが、業界全体の将来性は高いと言えます。そのため、キャリアパスとして、同職種の別の開発領域へ転換する方もいらっしゃいます。

同職種への転職でも条件面が良くなることもあります。

また、ユーザー向けのWEBアプリケーションを開発してみたい、スマートフォン向けのアプリケーションを開発してみたい、といった開発対象に対するモチベーションを示す方や、別の開発言語を学んでみたいから、といったことを理由とされる方もいらっしゃいます。

なお、別の開発言語というのは、例えば、業務アプリの開発であれば、C言語、Java、PHPが主なプログラミング言語ですが、iOSアプリ開発では、SwiftやObjective-Cが主なプログラミング言語になります。

 

アプリケーションエンジニアのキャリアパス②上位職へキャリアアップ

アプリケーションエンジニアの上流工程をキャリアアップとして、検討されている方も多いと思いのではないでしょうか。以下、代表的な2職種について解説します。

 

プロジェクトマネージャーへキャリアアップ

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体の予算やスケジュール、成果物のクオリティを管理し、クライアントとの折衝や、開発チームをまとめる役割も果たします。アプリケーションエンジニアの上流工程に位置します。

アプリケーションエンジニアとしての開発経験は、プロジェクトマネージャーでも役に立ち、キャリアアップとしても一般的です。将来性は、アプリケーションエンジニア同様に高く、年収アップも見込めます。求人BOXによればアプリケーションエンジニアの平均年収は559万円で、プロジェクトマネージャーの平均年収は645万円です。

 

システムエンジニアへキャリアアップ

システムエンジニアは、クライアントや上役のプロジェクトマネージャーなどの要望に従い、構築するアプリケーションの仕様を決定し、設計します。開発の上流工程に位置し、アプリケーションエンジニアの一つうえの上流工程に位置します。その意味では、アプリケーションエンジニアからのキャリアアップとしては、まずはシステムエンジニアを目指すという方が一般的かもしれません。

求人BOXによればシステムエンジニアの平均年収は496万円となっており、上記で解説したアプリケーションエンジニアよりも低い金額となっています。年収面では、転職先の条件次第と言えそうです。

 

システムエンジニアについて、下記の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。

 

>>システムエンジニア(SE)とは?仕事内容・プログラマーとの違いや平均年収などをご紹介

 

アプリケーションエンジニアのキャリアパス③関連職へ転身

関連職へのキャリアアップを解説します。

ITコンサルタント

ITの知識を用いて、企業のIT戦略の立案やITを用いた経営課題の解決、IT導入支援などをおこなう職種です。企業の重役に対して提案をおこなうため、高いコミュニケーション能力とITの知識・経験が求められます。また、経営に対する提案をおこなうため、結果に対する責任やプレッシャーもあります。プロジェクトマネージャーやシステムエンジニアよりも更に上流工程に位置し、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーの経験をある程度積んでからITコンサルタントを目指すのが一般的です。

年収アップは期待でき、求人BOXによればITコンサルタントの平均年収は647万円となっています。

 

ITコンサルタントについて、下記の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。

 

>>ITコンサルタントとは?仕事内容や必要なスキルセットをわかりやすく解説

 

ITスペシャリスト

ITスペシャリストは、特に専門性の高い開発工程の一部をサポートする職種です。よくシステムエンジニアと比較されますが、システムエンジニアのように開発全般に対する責任やマネジメントをすることはなく、技術的なサポートをする位置づけです。

求人BOXによれば、ITスペシャリストの平均年収は541万円となっており、年収アップについては転職先の企業次第と言えるかもしれません。

 

ITアーキテクト

ITアーキテクトはシステムの企業の経営戦略に沿ったシステム全体の提案、構築をおこなう職種です。

ビジネス上の課題に対して提案をおこなう、という点はITコンサルタントと似ていますが、ITアーキテクトはシステムの設計により重きが置きます。

求人BOXによれば、ITアーキテクトの平均年収は750万円となっており、年収アップが期待できます。

 

アプリケーションエンジニアのキャリアパス④フリーランスとして独立

フリーランスとして安定して仕事を得ていくには、知人などの伝手を利用して案件を獲得する方法や、クラウドソーシングなどを利用する方法、フリーランスエンジニア向けのエージェントサービスなどを利用する方法があります。

よりよい案件にアサインするには、スキルと実績・経験が重視される傾向にあります。

受注の仕方によっては、大幅に年収アップをさせることも可能です。

アプリケーションエンジニアの将来性

今やビジネス、私生活の両面でアプリケーションは手放せません。AI、メタバース、VRなどの新しい技術においても、新たな需要が見込まれることが予想されます。また、IT業界の人材不足も懸念されており、経済産業省によれば、IT人材の不足が年々深刻化しており、2030年までに最大79万人ほどの人手不足になると予測しています。

こうした需要を背景に、アプリケーションエンジニアの需要はますます拡大することが予想されます。

 

まとめ

この記事ではアプリケーションエンジニアのキャリアパスについて解説してきました。

中にはアプリケーションエンジニアから直接目指すことが難しい職種もあるかもしれませんが、他の職種を経由するなどして段階的に目指していく、といったことを考えてみるのも一つの方法です。

この記事を参考にキャリアプランを考えてみてください。

 

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