IT・WEB・ゲーム業界の転職に強いR-Stone

転職コラム

アプリケーションエンジニアの志望動機を例文付きで解説!書き方・伝え方のポイントとは?

アプリケーションエンジニアの志望動機を例文付きで解説!書き方・伝え方のポイントとは?

アプリケーションエンジニアとして転職を考えている方で、志望動機や自己PRをどうやってすればいいのだろう、ということを疑問に思っている方もいると思います。この記事では例文付きで、志望動機や自己PRの仕方を解説していますので、ぜひご覧ください。

 

面接で必ず聞かれる2つの質問

面接で必ずと言っていいほどよく聞かれるのが、志望動機と、自己PRです。必ず聞かれるということは、どの企業も確認したい事柄ということです。予め何を確認したいと思っているのかを知っておけば、おのずと回答の方向性も見えてくると思います。

 

志望動機

この質問は、どの程度の熱意があるのか、自社とマッチングしそうか、ということを確認する場合によく用いられます。回答によっては、どこの会社でも良かったのか、入社してもすぐに辞めてしまいそう、といった印象を与えかねません。仕事や入社に対する熱意を伝えることが大切になります。

 

自己PR

この質問は、PR者の人となりを見ています。人物、得意とするスキル、コミュニケーション能力といったことを確認し、自社に合うかを確認しています。そのため、仕事やキャリアに対する考え方、自らのスキルなどについて話すことで人柄やスキルを伝え、企業に対して、どんな貢献の仕方ができるかなど具体的な内容を伝えるようにすると良いでしょう。

 

アプリケーションエンジニアの志望動機に盛り込むべきポイント

アプリケーションエンジニアとして、具体的に志望動機や自己PRに盛り込むべきポイントを解説します。

 

アプリケーションエンジニアを志望した理由

他職種からの転職の場合など、なぜアプリケーションエンジニアという職種を選んだのか、ということを聞かれることがあります。単純な質問ですが、予め用意しておかないと意外と回答が難しいかもしれません。

アプリケーションエンジニアという仕事を通して何を実現したいのか、スキルアップについて、などポジティブな話ができるように準備をしておきましょう。単価が高いから、などネガティブな内容はもちろんのこと、曖昧な内容も避けましょう。

 

その中でも志望企業を選んだ理由

上記でも解説しましたが、この質問は必ずと言ってもよいほどよく聞かれる質問で、ありきたりの回答では、どこの会社でも良かった、という印象を与えかねません。数多くある企業の中から、応募企業を選んだ、という納得感や説得力のある話をすることが大切です。少なくとも応募企業について調べられることは調べておきましょう。少なくとも、応募企業の企業理念やビジョン、事業内容について把握し、様々な話に織り交ぜながら話せるようにしておきましょう。

 

自身の強みをどう活かせるか

直接自己PRの機会がない場合でも、自分の強みをアピールすることは大切です。アピールできるタイミングがあれば、アプリケーションエンジニアとしての自分の経験やスキルなどをアピールすると良いでしょう。予め、自分の経験やスキルを洗い出し、ポートフォリオを作成するなどして、言語化できるようにしておきましょう。

 

入社後にやりたいこと

入社後の目標ややりたいことを伝えられるようにしておくとよいでしょう。応募企業からすれば、自社にマッチしそうな人材かどうかを判断しようとしています。自分の経験やスキルでどんな貢献ができるか、といった話ができれば効果的なのは間違いありません。

 

企業がアプリケーションエンジニアに求めるスキル

企業がアプリケーションエンジニアに求める一般的なスキルについて解説します。自分のスキルの話をする際の参考にしてください。

 

プログラミングスキル

業務アプリケーション、WEBアプリケーション、スマホアプリケーションなど開発対象によって、使用するプログラミング言語が異なります。応募企業の事業に沿ったプログラミングスキルをアピールすると良いでしょう。

 

学習への意欲

企業は即戦力を求めている場合もありますが、働きながら成長してくれることを求めている場合もあります。多くの場合、案件を最初から完璧にこなすことを期待はしていないため、学習への意欲は評価対象になります。

 

コミュニケーションスキル

アプリケーションエンジニアは、チームで開発することになります。上流工程を担当するシステムエンジニアやプロジェクトマネージャー、開発チームとのコミュニケーションは欠かせません。チームメンバーに溶け込んでくれそうか、ということは重要な項目の一つです。

 

アプリケーションエンジニアの志望動機の例文

これまでのことを踏まえ、例文をご紹介します。詳細は割愛してあります。全体的な流れのみご確認ください。

 

【未経験】志望動機の例文

現在は営業をしています。営業で培ったコミュニケーションスキルには自信があります。貴社の開発したアプリに感銘を受け、どうやってアプリを作っているのだろう、と興味を持つうちに、このような仕事に関わりたいと思うようになり、転職を決意しました。プログラミング言語のJavaを独学で1年間学びました。来月、資格試験を受験する予定です。学習中の身ではありますが、今後も新たなスキルを身に付け、これまで培ったスキルも活かしながら貴社のお役に立てればと考えています。

 

【経験者】志望動機の例文

学生時代からプログラミングが好きで、PHP、Javaなどを習得し、趣味としてアプリを作成していました。前職では、Java、Kotlinなどを使い、スマホアプリケーションを作成しました。貴社のサービスを拝見し、学生時代に趣味として作成していたアプリのことを思い出しました。このようなサービスに携わってみたいと思い、転職を希望しました。

私がこれまで培ってきたスキルを活かし、貴社のサービスにお役に立てればと考えています。

 

アプリケーションエンジニアの志望動機にありがちなミス

志望動機や自己PRなどを伝える際にありがちなミスを解説します。

 

スキルを適切にアピールできていない

求人の際に求めるスキルや条件が書いてある場合がほとんどです。募集企業の事業や開発しようとしてるサービスと関係のないスキルや資格などをアピールしても、募集要項をきちんと読んでいないのではないか、といったマイナス印象になりかねません。どうすれば募集企業に、マッチしそうだ、という印象を与えられるか、を常に意識しましょう。

 

アプリケーションエンジニア・志望企業でないといけない理由が不明瞭

これまで解説してきた内容の繰り返しになるかもしれませんが、アプリケーションエンジニアでなければならない理由や、募集企業でなければならない理由が伝わらないと、他の職種でもいいのでは、他の企業でも良いのでは、という印象を相手に与えかねません。きちんと、そうならないように、これまで解説してきた内容を押さえておきましょう。

 

志望動機が弱い、ネガティブ

これまた繰り返しになるかもしれませんが、志望動機が弱いと、熱意が感じられない、自社とマッチングしないかもしれない、という印象になりかねません。また、ネガティブな発言は、人間関係にも問題を起こす可能性があると判断されかねませんので、しないようにしましょう。

 

まとめ

アプリケーションエンジニアの志望動機や自己PRの伝え方について解説してきました。

転職希望者が企業を選ぶのと同時に、募集企業も採用するかしないかを選んでいる、ということを念頭に置いておいてください。

募集企業に、自社とマッチしそうだ、と思ってもらうにはどうしたらいいか、ということを意識し、志望動機や自己PRの内容を考えてみてください。

この記事を参考にぜひ転職活動を成功へと導いてください。