未経験でWebデザイナーへ転職する方法は?必要なスキルや求人例を紹介
未経験だけどWEBデザイナーに転職したい、とお考えの方に向けて、WEBデザイナーの仕事内容や、転職に必要なスキルや求人例を紹介していますので、ぜひご覧ください。
Contents
未経験でWebデザイナーに転職するための4ステップ
WEBデザイナーは専門職のため、最低限のスキルを身に付け、ある程度の実績を積んだうえで転職活動をしたいところです。そのための具体的な手順を一例まで解説します。
1.Webデザイナーに必要なスキルを習得する
WEBデザイナーの仕事として、WEBサイトのデザイン作成をするほか、ロゴ、バナーなどを作成します。それらを作成するためにデザイン、フォント、色といったデザインスキルの他に、デザインするためのデジタルツールの使い方をマスターする必要があります。デジタルツールは、一般的にはAdobe XD、Figma、Adobe Illustrato、Adobe photoshopなどが使用されます。
2.クラウドソーシングなどで実績を作る
副業をしながら実績を積んでいきます。クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスを利用するのがおすすめです。実際に案件を請け負うことで、WEBデザイナーの仕事をやり遂げるためのノウハウが身に着くとともに、案件実績が増えます。
3.ポートフォリオを作成する
案件実績をポートフォリオとしてまとめます。ポートフォリオは未経験での転職で非常に重要な役割を果たします。ポートフォリオの具体的な作り方については、以下の記事をご参考にしてください。
関連記事:Webデザイナーのポートフォリオの作り方。ポイントをおさえて効果的に作品を見せよう
4.未経験可の求人に応募する
転職サイトや転職エージェントを利用して、必ず未経験可の案件を探します。WEBデザイナーは即戦力を求めている場合が多いため、募集要項に未経験可とない場合、ミスマッチとなり、時間を無駄にしてしまう可能性があるため、気を付けてください。
Webデザイナーになるために必要なスキル
WEBデザイナーという職種は、企業によって求められるスキルが若干異なることがあります。以下、WEBデザイナーに求められる可能性のあるスキルを確認しておきます。
デザインスキル
WEBサイトのデザインを作成したり、バナー、OGP画像、イラスト、ロゴなどを作成するスキルです。WEBデザイナーには必須のスキルです。
コーディングスキル
HTML、CSS、JavaScript、PHPなどのフロントエンド開発スキルが求められる場合もあります。フロントエンドの開発を理解することで、コーディングを前提としたWEBデザインをすることができるようになるため、できれば押さえておきたいスキルです。
Webに関連したプラスアルファのスキル
そのほかには、コミュニケーション、UI・UXデザイン、WEBマーケティングなどのスキルは、WEBデザインと関連性のあるスキルとして判断される場合があり、その場合転職で有利になります。
未経験可のWebデザイナーの求人の例
未経験可のWEBデザイナー案件の具体例をご紹介します。
①
想定年収 |
350~500万円 |
雇用形態 |
正社員 |
職種 |
WEBデザイナー・UI/UXデザイナー |
ポジションの概要 |
未経験の方でデザインに少しでも興味があれば、 Illustrator、Photoshopなど、クリエイティブソフトのスキルを習得し、 Webデザイナーとしてご活躍できます。 |
業務内容 |
◇企業のブランディング ◇大手金融・通信・不動産会社などでの資料作成 ◇コーポレートデザインの作成・デザイン ◇販促ツールなどのグラフィックデザイン ◇Webサイトのページデザイン ◇ECサイト・スマホアプリのサイトデザイン ◇スマートフォンアプリUI/UXデザイン ◇HTMLメルマガのデザイン制作 |
②
想定年収 |
505~768万円 |
雇用形態 |
正社員 |
職種 |
WEBデザイナー・UI/UXデザイナー |
具体的な業務内容 |
・UIデザイン・ビジュアルデザイン・コーディングと一連のWeb制作業務 ※コーディング未経験の方は入社後に習得していただきます。 |
Webデザイナーの仕事内容
WEBデザイナーの仕事内容は、案件が小規模か大規模か、といった案件によって異なる他に、WEBディレクターがいるかいないか、WEBデザイナーが複数いるか、といった開発チームの構成によっても異なります。WEBディレクターがいない、コーダーがいる小規模なWEBサイト作成のような案件を例にします。
・ワイヤーフレームの作成
クライアントからのヒアリングに基づき、WEBサイトの構成案を作成し、ワイヤーフレームを完成させます。
・デザインカンプの作成
ワイヤーフレームに基づき、デザインカンプを作成します。クライアントのイメージに齟齬が発生しないようにFVを何案か提案し、トンマナを固めます。各セクション、下層ページ、ボタン、アイコン、イラスト、ファビコン、OGP画像などを作成します。
・コーディング担当にデザインデータを共有
デザインカンプがクライアントと認識齟齬がない完成状態になったなら、デザインデータを開発者モードなどにし、画像データなどをとれるようにし、コーディング担当に共有します。
・納品
コーディングが完成し、テストサイトにアップされたなら、クライアントに最後の確認をしてもらいます。問題なければ、予め指示された納品方法で納品します。
WEBデザイナーの仕事内容を更に詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
Webデザイナーの年収
WEBデザイナーの平均年収は、厚生労働省のjobtagによれば509.3万円で、求人BOXによれば433万円となっています。なお、国税庁によれば日本人の平均給与は467万円となっているため、両者の年収を比較すると、おおよそ同水準であると言えます。
WEBデザイナーの年収については下記の記事で詳しく解説していますので、興味のあるかたはご覧ください。
>>Webデザイナーの平均年収は?高収入を目指す方法や年齢別の給料を解説
未経験のWebデザイナー転職を成功させるコツ
未経験からの転職を成功させるコツを解説します。
必ずコーディングの基礎知識を身につける
開発において、WEBデザインはフロントエンド開発に位置します。フロントエンド開発は、デザインとコーディングがセットになっています。コーディングで実装不可能あるいは、実装工数を無視したようなデザインにならないためにも、コーディングの基礎知識を身に付けておく必要があります。工数はスケジュールや予算にも関わってくるため、そのあたりの感覚を身に付けるためにも必要です。そのため、コーディングの基礎的なことは分かっています、と言うことができれば、転職で一歩有利になります。
これまでの職務経験やスキルで活かせることはないかを考える
スキルや実績によるアピールが難しい場合も、これまでの職務経験やスキルで何かアピールできるものはないか考えて、アピールすることは大切です。上記でも解説しましたが、WEBデザイナーに必須のスキル以外にWEBに関連したプラスアルファのスキルもアピールに役立ちます。同様の視点で考えてみると良いでしょう。スキルとまでは言えなくても、職務経験として、何かのデザインをしたことがあれば、そうしたことをアピールしてみても良いでしょう。
Web業界に特化したコンサルタントに依頼する
未経験からのWEBデザイナーの転職はそれなりに難易度が高いと言えます。そのため、一人で転職活動をするのではなく、WEB業界を熟知した転職エージェントに相談することをおすすめさせていただきます。
転職希望者が転職するために必要なことをアドバイスしてくれ、転職が決まるまで伴走してくれます。
IT、WEB、ゲーム業界への転職は、業界に特化したR-stoneの利用を検討してみてください。
まとめ
この記事では、未経験者がWEBデザイナーへ転職する際に下記のことを解説してきました。
・未経験でWebデザイナーに転職するための4ステップ
・Webデザイナーになるために必要なスキル
・未経験可のWebデザイナーの求人の例
・Webデザイナーの仕事内容
・Webデザイナーの年収
・経験のWebデザイナー転職を成功させるコツ
この記事を参考にWEBデザイナーを目指してみてください。