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転職コラム

IT業界に転職したい!40代未経験でも目指せる方法とは

40代から未経験でIT業界に転職したい、でも難しそうだ、と思われるかもしれません。この記事では、40代未経験の方が転職をするということはどういうことなのか、転職しやすい業種や転職を目指せる方法を解説していますので、ぜひご覧ください。

 

40代未経験のIT転職の現実

IT業界には、35歳定年説という言葉があります。働ける限界は35歳まで、という意味です。実際は、厚生労働省のjobtagによれば、システムエンジニアの平均年齢は38.6歳となっており、平均年齢自体が35歳を超えています。また、dudaによれば、40代以降でのIT業界の転職者は約14.8%を占めていることも分かります。その一方で、IT業界は実力主義のため、未経験の転職はそう簡単ではありません。以下、その理由を解説します。

 

採用している企業が少ない

IT業界の求人は、年齢を問わないケースが多いですが、そもそも未経験者を採用する企業が少ない、ということがあげられます。例えば、弊社アールストーンの求人で未経験で求人を探すと、全案件1738件のうち43件と求人数が限られてきます。求人数が少ないということは、企業はできれば未経験者ではない人材を求めているということです。

 

スキルが重視されることが多い

IT業界の転職は、即戦力が期待されています。IT業界における即戦力とは、スキルと実務経験があり、すぐにでも業務にアサインできる人材のことです。その点、未経験者は実務経験がないため、スキルで評価される傾向にあります。必須スキルがない場合も、何かしらの経験やスキルがあったうえで、未経験でも可とする案件が多いです。40代からの転職は、特にマネジメントスキルを求められる傾向があります。

 

IT業界の技術についていけない場合がある

アピールできるスキルがない場合は、ある程度スキルを身に付けてから転職活動をすることが推奨されます。IT業界のスキルの習得は時間を要するものが多いです。40代の方は、子育てと仕事を両立させながら学習をおこなう、という環境の方もおられると思います。挫折せずに学習を続ける難易度は高いと考えた方がよいでしょう。

マネジメントスキルなどが評価されて転職に成功した場合も、IT業界の知識、スキルは必要になります。その際も、やはり学習がついていけない場合があります。

 

転職活動を始める前にやっておくべきこと

 

これまでと今後のキャリアプランを見直す

IT業界は実力主義の世界です。実務経験を積み、スキルを習得していくことでキャリアを築いていくことができます。同じ職種でキャリアを積んでスペシャリストを目指していくのか、あるいは、他の職種にキャリアアップすることを前提にしているのか、などIT業界では、キャリアプランを立てることが重要です。しかし、これは20代でも実践できることなので、できれば、これまでのキャリアを活かしたキャリアプランを立てたいところです。

 

これまでの経験を活かせるかを確認する

IT業界の職種の中には、IT業界とは無縁であっても、これまでの経験が活かせる職種があることもあります。それぞれの職種に求められるスキルを確認しながら、自分の経験が活かせる職種がないか、探してみると良いでしょう。例えば、管理職の経験や営業職の経験は、プロジェクトマネージャーやWEBディレクターなどの職種で活かせる可能性があります。

 

周りの人に迷惑にならないかを確認する

これまで解説してきたように、IT業界への転職はハードルが高いため、うまくいかなかったり、転職活動が長引く可能性もあります。そうしたリスクにより、家族や周りの人にどの程度の迷惑をかけてしまうか、ということも考慮しておく必要があるでしょう。

 

40代未経験でも転職しやすいIT業界の職種

以下でご紹介するような職種はIT業界でも一般的で、かつ人手不足から求人も多い職種です。簡単にご紹介します。

 

ITコンサルタント

クライアントのビジネスにおけるIT戦略をコンサルティングする職種です。ITの技能を用いた経営コンサルタントというとイメージしやすいかもしれません。特に経営コンサルティング会社からの転職であれば、未経験でも採用される確率は高いです。

 

WEBディレクター

WEBサイトの制作で、企画、設計、要件定義、ワイヤーフレームの作成、制作進行、品質管理などをおこなう職種です。WEBの制作の全工程に関する知識が必要になるため、WEBデザイナーやプログラマーなどの下流工程職を経てからWEBディレクターになる人が多いですが、クライアントや開発メンバーとのコミュニケーションも主たる業務となるため、高いコミュニケーション能力が評価されれば、抜擢される可能性もあります。

 

プロジェクトマネージャー

システムやソフトウェアなどの開発において、予算、人員、品質管理、スケジュール管理などの責任者です。開発の全工程に関する知識が必要なため、下流工程のシステムエンジニアなどを経てプロジェクトマネージャーになるケースが多いですが、クライアントや開発チームとのコミュニケーション能力が非常に重要となるため、コミュニケーション能力が評価されれば、抜擢される可能性もあります。

 

プログラマー

プログラミング言語を用いて、システムやソフトウェアなどの開発をおこなう職種です。プログラミング言語に関する知識・スキルが必須のため、予め学習しておく必要があります。

 

システムエンジニア

システムやソフトウェアの設計をおこない、開発チームのリーダーとしてプログラマーの仕事を管理する職種です。下流工程を経てからシステムエンジニアになるケースが多いですが、管理能力が活かせるためIT業界以外の転職者も多い職種です。

 

40代未経験でIT転職を目指せる方法

 

上流工程に関するスキル

40代からのIT転職で需要が多いのは、上流工程の職種です。上流工程では、ITのスキルや知識以外にも管理能力や、人と人との信頼を構築するコミュニケーション能力が求められます。管理能力や、コミュニケーション能力を期待されているという訳です。更に転職を成功させるためにも、上流工程の流れや、上流工程に必ず必要な要件定義、設計などの知識を身に付けておくと良いでしょう。

 

アルバイト・派遣から始めてみる

とりあえず、業界に飛び込んでみる、ということで、アルバイトや派遣をしてみるのも一つの方法です。IT業界の仕事がどんなものか知ることができますし、業務内容によってはスキルが身に付き、実務経験にもなるかもしれません。正社員登用をおこなっている企業であれば、正社員として採用されることもあるかもしれません。

 

転職エージェントを利用する

未経験の転職は転職エージェントの利用がおすすめです。業界を熟知したエージェントが、転職希望者のスキルや実績と希望の転職条件などを鑑みて、転職先の候補を探したり、転職を成功に導くための助言をしてくれたりします。転職が成功するまで伴走してくれるため、転職の成功率がぐっと上がります。

 

特に、IT、WEB、ゲーム業界への転職をお考えの方に、業界に特化したR-stoneをおすすめさせていただきます。

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まとめ

この記事では、40代未経験からのIT業界への転職について下記の内容を解説してきました。

 

・40代未経験のIT転職の現

・転職活動を始める前にやっておくべきこと

・40代未経験でも転職しやすいIT業界の職種

・40代未経験でIT転職を目指せる方法

 

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