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転職コラム

WEBディレクターに転職するには?仕事内容・面接対策をご紹介

WEBディレクターに転職するには?仕事内容・面接対策をご紹介

Webディレクターは、今やあらゆる事業・ビジネスに欠かせない職種になっており、Webディレクターを目指す人は年々増加しています。今回は、Webディレクターの仕事内容や転職に必要なスキル、キャリアプランの他、転職時の面接対策や未経験からWebディレクターになる方法などを解説していきます。これからWebディレクターを目指す方も、有利な転職をしたい方もぜひ参考にしてください。

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  1. Webディレクターとは?仕事内容は

WEBディレクターの仕事内容について解説します。

  1. WEBディレクターの仕事内容

通常、WEBサイト制作には、WEBデザイナーやイラストレーター、エンジニアやカメラマン、SEOアナリストなど、さまざまなスタッフが関わります。WEBディレクターのミッションは、このような制作スタッフを束ねて指示を出し、目的とするWEBサイトを完成させることです。WEBディレクターの一般的な仕事内容は、大きく企画と制作指揮に分けられます。

  1. WEBディレクターはなくなる?将来性を解説

経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によれば、2023年には、WEB業界の売上は2兆円を超え、10年連続の右肩上がりの結果となっています。スマートフォンの普及や、新型コロナウィルスによる影響、SNSやオンラインゲームの利用者数の増加や、ECサイトの増加、GAFAといった世界的な企業の登場など、WEB業界は成長を続けています。その一方で、人口減少など、IT業界における人材不足が懸念されています。

WEBディレクターを始めとして、WEB業界の職種は、しばらくは需要が高い傾向にあることが予測されます。

  1.  Webディレクターの平均年収

厚生労働省のjobtagによれば、WEBディレクターの平均年収は695.76万円となっており、求人BOXでは499万円となっています。弊社アールストーンでは、全134件のうち、年収300万〜400万円が16件、400万〜500万円が59件、500万~600万円が31件、600万円以上が18件となっています(2023年9月時点)。

 

参考URL:WEBディレクターの求人一覧(アールストーン)

 WEBディレクターの転職に必要なスキル・知識

WEBディレクターとして転職を成功させるためには、以下のようなスキルを備えていることが重要です。

コミュニケーションスキル

WEBサイト制作では、クライアントなどの依頼側と打ち合わせをおこない、相手の要望をいかに正確に把握できるかが重要になってきます。また、WEBサイトの制作過程でWEBディレクターは、デザイナーやエンジニア、営業など多くの人と関わります。プロジェクトを成功へ導けるかどうかは、WEBディレクターのコミュニケーションスキルにかかっているといっても過言ではありません。

マネジメントスキル

WEBディレクターには、WEBサイト制作の責任者としてプロジェクト全体を的確にマネジメントする能力が求められます。スケジュールの作成・管理から、制作スタッフの配置・管理、指示出しや品質に関するフィードバックなど、広範にわたるマネジメント能力が欠かせません。

問題解決能力

WEBディレクターには、トラブルに迅速に対処して解決へと導くスキルが必要です。WEBサイトの制作過程では、バグや納期遅延、クライアントからの仕様変更やクレームなど、さまざまなトラブルが起こり得ます。WEBディレクターはこのようなトラブルに迅速に対処するだけでなく、できるだけトラブルが生じない体制を構築する能力も求められます。

スケジュール管理能力

WEBサイトを制作する際は、通常、納期(公開日)を設定するため、WEBディレクターは制作にかかる工数を正確に割り出す必要があります。そのうえで、無理のないスケジュールを立て、遅延が生じないように進行管理をしていくスケジュール管理能力が求められます。もちろん、遅延が生じた際はリカバリーを図り、遅れを取り戻さなければいけません。

予算管理能力

WEBディレクターには、目的に沿ったWEBサイトをつくり上げる能力が求められる一方で、あらかじめ定められた予算内に収める能力も重要になってきます。依頼側にいわれるがまま仕様変更に応じていると、制作工数がどんどん膨らみ、プロジェクトが赤字になってしまうケースもあります。プロジェクト全体の工数を正確に見積もったうえで、予算をオーバーしないようにコントロールする手腕もWEBディレクターにとっては重要なスキルの一つです。

WEBディレクターから転職する人の特徴

WEBディレクター職が転職する際の特徴を解説します。

 

  1. 実力と給与が見合っていない

仕事量や実力と、給与が見合っていない状態で働いている方は、転職傾向にあります。WEBディレクターの仕事や仕事量は、クライアントはもとより、制作チームや進捗状況などにより影響を受けます。

クライアントの要望によりミーティングが増えれば、土日や時間外の仕事が発生することもあります。納期が近づいても思うような進捗でなければ、制作チームになるべく急いで制作物を作ってもらうように働きかけ、自らは、自らが進行を止めてしまわないように、制作が上がってくるのを常に待ち構えていなければなりません。仕事量は、想定より少なくなることは稀で、常に多くなる傾向にあるため、残業などのルールがしっかりと整備された企業で働いていない場合は、不満になりがちです。

 

また、WEBディレクターの仕事は第三者から見えにくく、スキルを評価しにくいということから、実力に見合っていない条件で働かされている場合もあります。こうした場合、仕事量や実力と、給与が見合っていないという理由から転職してしまう可能性が高まります。

 

  1. スキルアップを図りたい

小規模な企業でWEBディレクターをしている場合など、小規模な案件や雑用まがいの仕事ばかりをしているケースがあります。こうした場合、スキルアップを図りたい、という理由で転職する傾向にあります。

小規模な案件では、しっかりと上流工程をやらなくても制作に入れる場合も多く、WEBディレクターは、クライアントと制作チームのつなぎ役のような役割になることが多々あります。そのような案件ばかりをしていても、しっかりとした上流固定のスキルが身につきません。そのため、大企業などに転職し、大規模な案件に携わることで、上流工程のスキルを身に付けたいという理由から、転職する場合があります。

  1. WEBディレクターにおすすめの転職エージェントの選び方

WEBディレクターにおすすめの転職エージェントの選び方について解説します。

 

  1. 転職支援の実績や経験があるか

WEBディレクターを転職支援した実績が多い転職エージェントを選ぶという方法をおすすめします。

実績や経験が数多くあれば、それだけ多くの情報から豊富なアドバイスが期待できます。また、自分と同じようなキャリアやキャリアアップを希望している人が過去にいれば、どうやってキャリアアップを実現していったのか、など、より自分に合った情報を入手できる可能性が高まります。

 

  1. 大企業やベンチャーの取り扱いが豊富か

WEBディレクターは、大企業で働くかベンチャーで働くかによって働き方が大きく異なってきます。大企業では、分業化が進み、より専門性に特化している傾向が強く、ベンチャーではWEBディレクターとして仕事以外に大きく裁量がある場合があります。自分の希望に合わせて、大企業に強い、ベンチャーに強い、などのエージェントから選ぶのをおすすめします。

 

  1. 自分の適性に合った求人を紹介してくれるか

自分の適性に合った求人を紹介してくれる転職エージェントはおすすめできます。

転職エージェントによっては、自分の適性に合っていない案件でも次々と紹介してくる場合があります。このような転職エージェントは、成立しやすい案件を紹介し、案件さえ成立すれば良いと考えている可能性があります。

そうではなく、丁寧なヒアリングをおこない、親身に相談に乗ってくれ、自分の適性に合った求人を紹介してくれる転職エージェントをおすすめします。

 

  1. WEBディレクターから転職する際におすすめのキャリアプラン

WEBディレクターのおすすめのキャリアプランをご紹介します。

 

  1. WEBプランナー

WEBプランナーは、WEBディレクターより上流の工程を担当します。顧客と、ビジネス戦略も含めWEBサイトの必要性の有無から、用途まで決めます。WEBサイト、WEBサービス、WEBアプリケーションなどの企画立案をおこないます。

 

  1. WEBプロデューサー

WEBプロデューサーは、作成するWEBサイト、WEBサービス、WEBアプリケーションに関するすべての責任を負います。制作においては、制作スタッフを集め、集客においては広告戦略などを練り、予算も管理します。

 

  1. WEBマーケター

WEBマーケターは、WEBサイト、WEBサービス、WEBアプリケーションなどの集客を担当します。SEO対策、リスティング広告、メルマガなどを実施し、PV数やコンバージョン数などを増やすなどして、顧客のニーズを満たします。

 

  1. WEBコンサルタント

WEBコンサルタントは、クライアントの課題を改善するためのWEB戦略を提案する専門職です。WEBディレクターとして培った知識・スキルを活かせる職種であり、特に事業会社のWEBディレクターとして豊富なサイト運用経験を持つ人なら、WEBコンサルタントとして活躍できる素養は十分でしょう。

WEBディレクターのキャリアパスや、市場価値の高いWEBディレクターになるためのポイントなどは、以下の記事で詳しく解説しています。

> 市場価値の高いWEBディレクターに転職?必要なスキルは?

  1. WEBディレクター転職の面接対策

WEBディレクターが転職する際の面接対策は、制作会社・受託会社に転職するのか、事業会社に転職するのかによって変わってきます。

制作会社・受託会社で働くWEBディレクターは、クライアントからの発注を受けてクライアントが求めるWEBサイトを制作します。他方、事業会社で働くWEBディレクターは、自社で運営するサイト・メディアの改善・運用業務がメインになります。

 

  1. 制作会社・受託会社への転職

制作会社・受託会社の場合、クライアントの業界・業種・ビジネスモデルが多岐にわたるだけでなく、コーポレートサイトやオウンドメディア、採用サイトやLPなど、さまざまな種類のWEB制作に携わることになります。

そのため、制作会社・受託会社で働くWEBディレクターには、幅広いビジネス知識や、各種のWEB制作に関する広範な知識が求められます。また、クライアントとの打ち合わせが起点になるため、クライアントの課題や要望を正確に把握するコミュニケーションスキルも重要です。制作会社・受託会社に転職する際の面接では、このような特性を踏まえた志望動機を伝えるようにしましょう。

 

  1. 事業会社への転職

事業会社のWEBディレクターは、新しくWEBサイトを制作するというよりは、既存のサイト・メディアを育て、そこから収益を拡大していくことをミッションとしています。そのため、サイトの改善やコンテンツ強化だけでなく、SEO施策や広告戦略に関する知識も必要になってきます。

過去に運用に携わったサイトで売上アップを実現した実績があれば、大きなアピールポイントになるでしょう。また、社内外のさまざまな人を牽引しながら業務を推進していくリーダーシップも重要です。事業会社に転職する際の面接では、このような特性を踏まえた志望動機を伝えるようにしましょう。

 

  1. 未経験からWEBディレクターになるには

未経験からWEBディレクターになるには、以下のような方法が効果的です。

 

  1. WEB系職種で経験を積む

WEBディレクターとしての経験がなくても、できるだけ業界での経験を積んでおくことが大切です。業界経験がない人は、まずはWEBデザイナーやエンジニア、WEBアナリストとして就職して、業界経験を積むことがWEBディレクターへの近道になるはずです。WEBディレクターは、他のWEB系職種からステップアップするのが一般的ですが、WEBディレクターのアシスタントとして経験を積むのも一つの選択肢になるでしょう。

 

  1. 未経験者歓迎の求人に応募する

昨今の人材不足により、未経験者をWEBディレクターとして採用する企業も増えているため、条件などを気にせず、思い切って応募してみるのも一つの手です。もちろん、未経験者歓迎の求人でも、経験者と競合した場合は不利になります。

未経験者は実務経験をアピールできないぶん、コミュニケーションスキルやマネジメントスキル、リーダーシップなどのヒューマンスキルをしっかりアピールするようにしましょう。未経験者を歓迎する企業では、ヒューマンスキルから伸びしろのある人材だと判断されれば、採用される可能性も高くなります。

 

  1. 資格を取得する

WEBディレクターとして働くために資格が必要になるわけではありません。ですが、未経験からWEBディレクターを目指すなら資格があれば熱意や、やる気をアピールすることができます。WEBディレクターの転職時に評価されやすい資格としては、例えばWEBディレクション試験やウェブデザイン技能検定、WEBアナリスト検定などがあります。

WEBディレクション試験は、WEBディレクション全般に関する知識・スキルを証明できる試験で、ウェブデザイン技能検定はWEBデザインに関する技能検定です。WEBアナリスト検定は、アクセス解析のデータ分析やWEBマーケティングのスキルの証明になる検定です。

未経験からWEBディレクターに転職するためのポイントなど、以下の記事でも詳しく解説しています。

>> 未経験からWEBディレクターへの転職は可能?

 

  1. 転職エージェントに相談する

未経験からWEBディレクターとして転職するためには、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントに相談すれば、あなたが未経験であることを踏まえたうえで、採用可能性の高い企業や未経験者を育成する土壌がある企業を紹介してくれます。転職エージェント経由でなければ応募できない求人情報もあるため、選択肢を増やすという意味でも転職エージェントを利用するのが賢明です。

 

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まとめ

WEBディレクターとして有利な転職をしたい方や、未経験からWEBディレクターになりたい方は、WEB業界に強い転職エージェントに相談するのがおすすめです。R-StoneはWEB業界に特化した転職エージェントです。業界を熟知したコンサルタントが、あなたの転職を成功へと導きます。ぜひ、お気軽にご相談ください。