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転職コラム

Javaプログラマーの求人は未経験でも応募できる?仕事内容や転職のポイントについて

Javaプログラマーの求人は未経験でも応募できる?仕事内容や転職のポイントについて

Go言語は、2009年にGoogleによってオープンソースが公開された比較的新しい言語です。そのため、他の言語と比較すると、Go言語の習得者や案件数も、まだまだそれほど多いとは言えません。そんなGo言語の現状と将来性について興味を持たれている方も多いでしょう。この記事では、Go言語の将来性について解説します。

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  1. Contents

    Javaプログラマーとは

Javaプログラマーは、プログラミング言語の一つであるJavaを駆使してプログラミングをおこなうITエンジニアです。現在は、さまざまな特徴を持つ多様なプログラミング言語がありますが、なかでもJavaは汎用性の高さで知られています。Javaは世界中のあらゆるシステム・アプリケーション開発で使用されており、それゆえJavaプログラマーが活躍するフィールドは非常に広いものだといえます。

  1. Javaとはどのような言語?

Javaは1995年に、アメリカのサン マイクロシステムズ社によって開発されたプログラミング言語です。その後、同社はORACLE社に吸収合併されたため、現在はORACLE社がJavaを提供しています。 Javaの特徴の一つとして、オブジェクト指向のプログラミング言語であることが挙げられます。複雑化する一方であったシステム開発現場において、オブジェクト指向のプログラミング言語であるJavaが登場したことにより、作業効率が大幅に向上することになりました。IT黎明期においてJavaのようなオブジェクト指向の言語は珍しく、それ以降、多くのプログラマーがJavaを習得し、幅広いシステム・アプリケーション開発で用いられるようになりました。現在においても、Javaは世界中のITエンジニアに使われています。 また、JavaはC言語、C++などとの関係が深く、C#やRudyもJavaの影響が色濃く見られます。そのため、Javaを習得していると、その他のプログラミング言語も理解しやすくなります。

  1. Javaの人気度は?

プログラミング言語の人気度を調査するTIOBE indexが発表したデータを見ても、Javaは常に上位にランクインしています。また、2020年に発表されたPYPL(※)のデータでも、JavaはPythonに次ぐ第2位になっており、以下のプログラミング言語に大きく差をつけています。今なお、Javaを学習している人が多いことが分かります。

※PYPL:Google検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、プログラミング言語の人気度をランク付けした指標

  1. Javaの強みは?

プログラミング言語のなかでは比較的古めでありながら、今なおJavaが支持される理由としては複数の要因が挙げられます。こちらでは、Javaの持つ3つの利点をご紹介します。

  1. 高速な処理速度

Javaの特徴の一つとして、処理速度の速さが挙げられます。数あるプログラミング言語のなかでも、Javaの処理速度はトップクラスだと言われています。

  1. 高セキュリティ性

Javaはセキュリティ性の高さでも知られています。開発当初からセキュリティが重視された堅牢な作りになっており、他のプログラミング言語に比べ安定感に優れています。その特徴から、金融や証券など高度なセキュリティ性が求められるシステムの開発言語としてJavaが採用されるケースは少なくありません。

  1. 豊富なライブラリ

プログラミング言語にはライブラリと呼ばれる、使用頻度の高い便利なプログラムだけを取り出してまとめたものがありますが、Javaはライブラリが充実していることでも知られています。豊富なライブラリを活用することで開発効率が向上するのはもちろん、クオリティの高いシステム・アプリケーションを開発しやすくなります。

  1. Javaプログラマーの仕事内容とは?

Javaプログラマーの主な仕事内容についてご説明します。

  1. ITシステム開発(業務システムや基幹系システムなど)

Javaプログラマーは、業務システムや基幹系システムを中心としたITシステム開発を担います。金融や証券、官公庁など幅広い分野のITシステムがJavaを用いて開発されています。

  1. Webシステム開発

Webシステム開発も、Javaプログラマーが活躍する業務です。Webシステムとは、Webブラウザ上で動くシステムのことです。Javaは処理速度が速く、セキュリティ性が高いという利点があるため、大規模なWebシステム開発にも適しています。有名なところでいえば、TwitterやEvernoteといった大規模なWebサービスの開発にもJavaが用いられています。

  1. Androidアプリ開発

JavaプログラマーはAndroidアプリ開発においても活躍しています。Androidアプリを開発する際は、Android Studioというプラットフォームがよく利用されますが、このAndroid Studioは開発言語としてJavaを採用しています。そのため、JavaはAndroidアプリ開発にも向いているのです。

  1. 家電製品の組み込み開発

Javaプログラマーは、家電に組み込まれているコンピューターを制御するためのシステム開発もおこないます。JavaはJavaのために作られた仮想マシンがあり、どんなコンピューターでも動作するという特徴があります。メーカーや機種ごとにハードウェアの構成などが異なる家電において重宝します。

  1. Javaプログラマーの平均年収

いくつかのソースをもとに、Javaプログラマーの平均年収をご紹介します。

カカクコムが運営する求人情報に特化した検索エンジン求人ボックスによると、Javaプログラマー(Javaエンジニア)の平均年収は524万円となっています。全体の給与幅としては306万円〜841万円と広くなっています。勤務先や経験・求められるスキルによって大きな差があることが分かります。


※参考:Javaエンジニアの仕事の平均年収は524万円|求人ボックス(更新日:2022年1月24日)

求人情報専門検索エンジンのIndeed(インディード)によると、日本のJavaプログラマー(Java開発)の平均年収は7,233,975円となっています。
※参考:日本のJava開発の平均年収・給与|求人情報専門検索エンジンindeed(最終更新日 2022年2月16日)

  1. Javaプログラマーの年収が高い理由

Javaプログラマーの年収が高い理由は、大企業を中心にJavaの需要が高いためです。大企業を始めとして、多くの企業で基幹システムをJavaで新規作成、あるいは再構築する需要が高まっています。また業務システム、オープン系システム開発をJavaで新規開発するといった案件の需要が拡大しています。Javaは堅牢性や信頼性の高い言語のため、企業は積極的に採用しています。基幹システムや業務システムの開発は大規模なものが多く、開発するためには、多くのエンジニアが必要です。開発需要の高さと相まって、Javaエンジニアの供給は需要に対して不足しています。そのため、企業は、他のプログラマーよりも多くの金額を払ってでも、Javaプログラマーを雇いたいと考えます。Javaプログラマーの年収は、他のプログラマーよりも年収が高くなるというわけです。

  1. 未経験は年収が低くなることもある

Javaは比較的古い言語でありながら、常に高い人気を保ちながら使い続けられてきました。そのため、駆け出しからベテランまで幅広い層のJavaエンジニアがいます。駆け出しとベテランでは、経験やスキルなどに差があり、同時に年収の差となっています。

求人ボックスによれば、Javaエンジニアの給料幅は342〜878万円と、比較的幅広い傾向にあると発表しています。未経験からJavaエンジニアを目指す際は、年収が低くなることも覚悟する必要があるでしょう。

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  1. Javaプログラマーに必要なスキル

Javaは高い人気を誇るプログラミング言語であり、現在でもJavaプログラマーを志す人はたくさんいます。こちらでは、Javaプログラマーを目指すうえで必要になってくるスキルについてご説明します。

  1. Javaに関する文法知識

Javaプログラマーとして働くうえで必須になるのが、Javaの文法知識を身に付けることです。Javaに限らず、プログラミング学習には順序があります。まずはJavaの基本的な文法を叩き込んで、土台を作ることが重要です。遠回りのように思えるかもしれませんが、基礎が確実に身に付いている人のほうが応用力にも優れているものです。

  1. オブジェクト指向に関する知識

Javaの特徴の一つが、オブジェクト指向のプログラミング言語であることです。オブジェクト指向とは、値やソースコードをまとめてオブジェクト(部品)として扱う考え方です。近年はオブジェクト指向のプログラミング言語が主流になっていますが、概念の理解が難しいと言われています。Javaプログラマーとして活躍するためには、オブジェクト指向の理解という壁を乗り越えなければいけません。

  1. Javaのフレームワークに関する知識

Javaに限らずシステム開発をスムーズにおこなうためには、いかにフレームワークを活用するかが重要になってきます。フレームワークとは、プログラミングをおこなう際、枠組みとして機能する開発ツールのことです。フレームワークを用いることでシステムの開発効率が向上するだけでなく、バグの発生を減らすことができ、品質も向上します。 Javaのフレームワークとしては、たとえば、高拡張性のSpring Framework、操作性の高いPlay FrameWork、ユーザーインターフェース作りに適したJSF(JavaServer Faces)など、さまざまなものが存在します。フレームワークに精通しており、開発したいシステム・アプリケーションの構造に合わせて最適なフレームワークを選択できるJavaプログラマーなら、活躍の場を広げられるでしょう。

  1. WEBアプリ開発に関する知識

WEBアプリケーションは、ユーザーがコンピューターにアプリケーションをインストールする必要なく、WEBブラウザでアプリケーションを動作させる仕組みです。身近な例としては、YoutubeやSNSなどがWEBアプリケーションにあたります。

似たようなものとして、WEBサイトがありますが、WEBアプリケーションとの最大の違いは、サーバーサイドとデータベースの設計や開発があることです。それらの知識はもちろんのこと、WEBアプリケーションの設計から開発に携わる場合は、アプリ設計など知見も求められます。

  1. Javaプログラマーが転職するときのポイント

Javaプログラマーの求人数は非常に多いため、より良い仕事、より良い職場を目指して転職を検討している方は少なくないでしょう。Javaプログラマーが転職する際は、以下のようなポイントを意識することが大切です。

  1. 応募先の開発環境を確認する

Javaプログラマーとして転職する際は、待遇や勤務地なども重要ですが、必ず確認しておくべきなのがフレームワークも含めた応募先企業の開発環境です。企業によって開発環境は大きく異なります。たとえば、自分が使ったことのないフレームワークが採用されている場合などは、事前に調べたり使ったりしておく必要があるでしょう。

  1. 職務経歴書を詳細に書く

転職時には職務経歴書の提出が求められますが、採用される確率を高めたいなら、職務経歴書を細かく記載することが重要です。過去に担当した業務・範囲などをすべて、分かりやすく記載するようにしましょう。そうすることで、自分の経験・スキルにマッチした企業の目に留まりやすくなり、ミスマッチのリスクを下げることができます。

  1. 資格を取得する

Javaプログラマーへの転職を目指すのであれば、資格の取得をおすすめします。転職に資格は必須ではありませんが、資格があれば有利に転職活動を進めることができます。以下は、Javaプログラマーが転職する際に取得しておきたいおすすめの資格です。

  1. Oracle認定Javaプログラマー

Oracle認定Javaプログラマーは、日本オラクル社が運営するベンダー資格で、Javaを使ったプログラミングの知識・スキルを証明できる資格です。レベルはBronze、Silver、Goldの3段階に分かれています。初心者はBronzeから目指すことになりますが、有利な転職をしたいなら難易度の高いSilver、Goldにチャレンジしてみるのもよ良いでしょう。Silver、Goldを持っているとJavaプログラマーとして箔が付き、キャリアアップにもつながりやすくなります。

>> Oracle認定Javaプログラマーの詳細はこちら

  1. Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験はサーティファイ情報処理能力認定委員会が運営する試験で、Javaに関する基本知識を有しており、オブジェクト指向に基づくアプレットやアプリケーションプログラムを作成できる能力が認定されます。レベルは1~3級に分かれており、それぞれ以下の認定基準が設けられています。

【1級】オブジェクト指向に基づく分析・設計(UML)により業務システムの流れを把握し、変更仕様にしたがってプログラムの保守ができる能力を有する。なおUMLの表記はユースケース図、シーケンス図、クラス図などの基本的な知識を有する。

【2級】Javaに関する一般的な知識を有し、小規模なプログラム(アプリケーション、アプレット)が適切に書ける。オブジェクト指向についての一般的な概念を理解している。

【3級】Javaに関する基本的な知識を有し、簡単なプログラムが書ける。オブジェクト指向についての基本的な概念を理解している。


>> Javaプログラミング能力認定試験の詳細はこちら

  1. Android技術者認定試験

Android技術者認定試験は、一般社団法人 IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会によって運営されている試験で、Androidで使用されるアプリやプラットフォームを開発できるスキルが備わっていることを証明できる資格です。

Android技術者認定試験は、アプリ開発のエンジニア向けのアプリケーション技術者認定試験と、プラットフォーム周りのエンジニア向けのプラットフォーム技術者認定試験の2種類があり、各試験はベーシックとプロフェッショナルの2レベル構成となっています(プロフェッショナルは準備中)。なお、試験は日本のみならず全世界160ヵ国に配信されているため、海外で働く際にも通用する資格だといえます。


>> Android技術者認定試験の詳細はこちら

  1. 未経験からJavaプログラマーになるには?

Javaプログラマーは多くの企業から求められる存在ですが、未経験者がJavaプログラマーとして採用されるのは簡単なことではありません。もちろん、未経験でもJavaプログラマーになることはできますが、Javaを使った最低限のプログラミングスキルは求められます。そのため、未経験者は何よりもJavaの学習が先決です。Javaに限った話ではありませんが、プログラミング言語を習得する方法としては、独学で学ぶかプログラミングスクール・専門学校で学ぶかのいずれかになります。以前は、プログラミングスクール・専門学校に通ったほうが習得が早いと言われていましたが、最近はオンラインで学習できるアプリやサイトも充実しており、独学でJavaを習得するハードルは下がりつつあります。

  1. プログラミング学習サイト・アプリで学ぶ

Javaに限らず、プログラミング言語を習得するために、プログラミング学習サイト・アプリを利用する人が増えています。こちらでは、おすすめのプログラミング学習サイト・アプリを3つご紹介します。

  1. Progate(プロゲート)

Progateは、スライドによる学習パートと、実際にコードを記述する実践パートから構成されたプログラミング学習サービスです。Java以外にも、HTML、CSS、Swift、Ruby、SQL、Goなどさまざまな言語やフレームワークを学べます。基礎レベルの16レッスンは無料で受講でき、有料会員(月額1,078円)になるとProgateで公開中の全79レッスン、基礎から実践まですべてを学習できるようになります。

>> Progateの詳細はこちら

  1. ドットインストール

ドットインストールは、3分動画でマスターできるプログラミング学習サービスというキャッチコピーで有名なサービスです。1つの動画が3分以内でまとめられているので、飽きずに学習を進められますし、隙間時間などを使って効率的に学習を進められます。無料でも視聴できる動画はありますが、本格的にJavaを学習するならすべての動画を視聴できる有料会員(月額1,080円)になるのがよいでしょう。無料会員は動画のなかで分からないことがあっても講師に質問できませんが、有料会員なら質問できるという違いもあります。

>> ドットインストールの詳細はこちら

  1. Udemy(ユーデミー)

Udemy(ユーデミー)は、アメリカで生まれたオンライン学習サービスで、プログラミングだけでなく、マーケティングやデータサイエンスなど、183,000以上のコースを全世界4,000万人超の人が受講しています。学びたいコースを購入して動画で学習するのがUdemyのスタイルで、コースは無料のものもあれば、数千円のもの、1万円代のもの、2万円代のものなどさまざま様々です。また、買い切りであることはUdemyの大きな特徴です。自分の学びたいことだけを選んで購入できますし、一度購入した動画はいつでも何度でも視聴することができます。

>> Udemyの詳細はこちら

  1. プログラミングスクール・専門学校で学ぶ

Javaに限らず、プログラミング言語を効率的に学ぶためにおすすめの方法が、プログラミングスクールや専門学校に通うことです。プログラミングスクールや専門学校では、初心者でも理解しやすいようにカリキュラムが工夫されており、体系的に学べるため、習得スピードが早いと言われています。また、現役のITエンジニアや豊富なキャリアを持つ元エンジニアなどが講師を務めていることが多いため、実務でも十分に通用するプログラミングの知識・スキルを身に付けることができます。実践力を磨くことができるのは、プログラミングスクール・専門学校に通う大きなメリットだといえるでしょう。プログラミングスクールでは、同じ志を持った仲間に出会える可能性もあります。プログラミング仲間がいることで、学習へのモチベーションを維持しやすくなりますし、情報交換ができるので学習効率も高まります。

  1. 資格を取得する

未経験からJavaプログラマーとして転職するためには、資格取得も有力な選択肢となるでしょう。資格取得という目標があることで、学習のモチベーションも維持しやすくなりますし、実際に資格を取得できなかったとしても、資格取得のためにしたJavaの学習が無駄になることはありません。もちろん、資格を取得できれば転職活動において大きなアドバンテージになります。Javaプログラマーにおすすめの資格は上述のとおり、Oracle認定Javaプログラマー、Javaプログラミング能力認定試験、Android技術者認定試験などがあります。自分に適しているものを選択するようにしましょう。

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  1. Javaプログラマー5つのメリット

Javaプログラマーとして働くメリットについてご説明します。

  1. 案件数・需要が多い

Javaは、あらゆる業界のさまざまなシステム・アプリケーション開発に用いられています。つまり、Javaプログラマーもそれだけ高い需要があると言えます。実際にJavaプログラマーを求める企業は多く、転職マーケットにおける求人数も他のプログラミング言語に比べ多くなっています。就職先・転職先の選択肢が多いのは、Javaプログラマーの大きなメリットだといえるでしょう。

  1. 大規模なシステム開発に携われる

Javaは、大規模なシステム・アプリケーション開発に適したプログラミング言語です。Javaプログラマーとして高度な知識・スキルを備えていれば、大企業の基幹システム開発や社会インフラを支えるようなシステム開発に携われる可能性もあります。大規模なシステム開発に携わった経験は、エンジニアとしての大きな喜びや誇りにつながっていくはずです。

  1. セキュリティが高い

Javaは、Java Virtual Machine(JVM)によって動作します。これにより、OSやバージョンに依存せず、またユーザーの予期しない操作や、アクセスなどを防ぐ高いセキュリティ性を有しているのが特徴です。JVMには、Javaセキュリティマネージャーと呼ばれるJVM内部と外部の境界を制御する機構が備わっています。Javaプログラマーは、クラスにパーミッションを定義することで、Javaセキュリティマネージャーに対して、特定のアクションの諾否を決定できます。

  1. 転職するのに有利

Javaは転職の求人数が多く、転職に有利です。dodaによれば、Javaの転職案件数は、14463件となっており、2位Pythonの7391件、3位PHPの6492件と大きく差をつけての1位となっています。また、求人ボックスによれば、Javaの転職案件数は6378件、2位Pythonが4288件、3位C言語が4273件と、1位となっています(2023年10月時点)。

  1. 日本語の情報が多い

Javaは比較的古くから使われているプログラミング言語ということもあり、WEB上で日本語で参照できる情報が多くあります。Javaプログラマーとして未経験時は、学習用としての情報を、駆け出し時は、作り方やエラー時の解決法など参考になる情報を、中堅時は専門的な情報を、と自分のステージに合わせて情報を収集しやすい傾向にあります。

  1. Javaプログラマー2つのデメリット

Javaプログラマーのデメリットと言われるのが以下の2点です。

  1. 初学者には言語習得が比較的困難

Javaは初学者にとっては習得が難しいプログラミング言語だと言われています。初心者がJavaの学習をする際は、何度も壁にぶつかりますし、理解して次に進むまでにも時間がかかります。モチベーションが持続せず、途中で挫折してしまう人もいるでしょう。初心者が独学でJavaを習得するのはハードルが高いため、プログラミングスクールを受講するなどの工夫が必要になるでしょう。

  1. 小規模な開発には不向き

上述のとおり、Javaは大規模なシステム開発には向いていますが、逆に小規模な開発にはあまり向いていません。小規模な開発の場合、Javaの利点である拡張性の高さなどを活かすことができませんし、Javaでプログラミングするとソースコードが長くなり、かえって非効率になってしまう可能性もあります。

  1. Javaプログラマーの将来性

たびたび触れてきたとおり、Javaは人気の高いプログラミング言語であり、Javaプログラマーの需要は拡大を続けています。企業の基幹システムからAndroidアプリまで、今後もJavaプログラマーの需要は高い水準で推移していくと考えてよいでしょう。Javaプログラマーとして経験を重ねていけば、より有利な条件で転職することもできますし、Javaは案件数が多いのでフリーランスとして独立するという選択肢も見えてきます。また、他のプログラミング言語を習得して市場価値を高めるのもよいでしょう。Javaを身に付けている人なら、他のプログラミング言語の習得はそれほど難しくはないはずです。

  1. Javaプログラマーに向いている人

Javaプログラマーに向いている人の特徴を3つご紹介します。

  1. 集中力が高くてコツコツ作業できる

Javaは、オブジェクト指向であることと、フレームワークが多く存在することなどにより、学習工数は他のプログラミング言語よりもやや重めの傾向があります。その分習得時間もかかるため、途中で挫折しないためには、高い集中力と、コツコツと学び続けられる根気良さが必要です。また、Javaプログラマーとして仕事を受けるようになった際も、Javaプログラマーの仕事は大規模案件が多いため、少しずつ完成に向けた作業をすることが多いでしょう。

  1. 好奇心が旺盛

2023年9月19日にJava21がリリースされました。一つ前のバージョンJava20がリリースされたのが2023年3月22日のため、約半年で新しいバージョンが発表されたことになります。

新しいバージョンが発表されるごとに新機能が追加されたり、反対に使えなくなる機能があることもあります。また、古いバージョンのサポートが終了することもあります。

また、世の中を取り巻くIT業界は、変化が激しく、需要も大きく変化することもあります。そうした変化に対応するためにも、常に新しいものを取り入れていく好奇心が必要です。

  1. 論理的

システムの開発では、設計、実装、テストといった開発フェーズがあります。例えば設計においては、クライアントの要望を聞き、プロジェクトの目的を定めた後に、目的に必要な手順を分解し、複数に存在し得るアプローチを組み合わせ、最適なものを選ぶという手順が求められます。実装時においても、必要な作業を分解し、優先順位を決めて、効率的に作業を進めていく必要がありますし、テストでは、障害が発生した際は、いつ、どこで、何が原因で、障害が起こっているのか、障害を取り除くには、どうすべきか、といったことを考える必要があります。

こうした論理的な思考は、他のプログラマーにも共通していることですが、Javaプログラマーにも求められる資質です。

  1. Javaプログラマーに向いていない人

反対にJavaプログラマーに向いていない人の特徴を3つご紹介します。

  1. 勉強が好きではない

プログラミング言語の学習には、それなりの時間が必要です。比較的習得が容易と言われているHTMLやCSS、JavaScriptの学習も50時間はかかると言われています。Javaの学習には300時間ほど必要と言われているため、勉強が好きでない人はJavaの習得に挫折してしまう可能性もあるでしょう。

  1. 柔軟性がない

プログラミングの作業は、必ずと言ってもいいほどエラーが発生したり、不明点がでたり、うまく実装できない点が発生したりといったことがでてきます。納期が迫っているときなどは焦ってしまいがちですが、トラブル発生時ほど、慌てずに調べたり、周囲の手助けを借りたり、場合によっては事情を話して納期を伸ばしてもらったり、など柔軟な対応が求められます。

  1. 課題解決能力がない

上記と似ていますが、プログラミングの作業で、エラーや不明点がでてきたときに、仮に人の助けにより解決できた際も、あとになってからでも自分で考え、何の理解が足りていなかったのかなど、振り返ることが望ましいでしょう。もし、正解のコードをそのまま流用して乗り切った場合など、そのまま振り返らない癖が身についている場合は、自分の力が身につかない可能性があることに留意する必要があります。

  1. Javaプログラマーの求人例

IT業界・Web業界・ゲーム業界に特化した転職エージェントである弊社R-Stoneにおいて、実際に掲載されているJavaプログラマーの求人例をご紹介します。

【想定年収】
350万円~650万円

【業務内容】
自社サービス マッチングアプリのサーバーサイド開発をお任せします。サーバーサイドを担当するメンバーやアプリ開発メンバーと連携を取りながらよりよいサービスに創り上げてください。

  • 業務の詳細
    ・技術検証、開発
    ・既存サービスの保守開発、機能追加
    ・新規サービス企画、開発PJへの参画
  • 開発環境
    ・クライアントサイドの開発環境: Java(Android)/Kotlin
    ・サーバーサイドの開発環境: Java/AWS/MySQL

【求められるスキル・経験】
<必須経験・必須条件>
・Javaでの開発経験
・サーバーサイドエンジニアとしての経験

<歓迎されるスキル・経験>
・WEBサービスの開発経験がある方
・基本設計の実務経験のある方
・PHPでの開発経験
・AWS環境での開発経験、知識

>> この求人の具体的な募集要項はこちら

  1. Javaプログラマーは在宅でもOK?

Javaプログラマーの在宅案件の有無について解説します。

  1. 在宅求人は少ない

結論として、Javaプログラマーの案件は、在宅でできる案件は少ない傾向にあります。Java案件は、大手企業による基幹システムや業務システムの開発案件が多い傾向にあります。いずれもセキュリティ面に厳しく、リモートでの開発がおこなわれる可能性が低い傾向にあります。

在宅案件を狙うなら、WEBアプリケーションの開発案件を狙うのがおすすめです。特に、小規模な開発案件ほど、開発チームも小規模となり、コミュニケーションツールでのやり取りで十分開発可能となるため、リモート可の案件が増える傾向にあります。

  1. 自社開発を行っている企業を狙う

上記で、セキュリティ面における理由でリモートでの開発がおこなわれることがないと解説しましたが、あくまで他社の業務システムや基幹システムの開発案件のためです。自社の業務システムや基幹システムの開発であれば、リモートでの開発をおこなっている企業もあります。また、自社でWEBサービスを運用しているようなケースでは、更にリモート可となる可能性が高まるため、狙ってみるのも一つの手です。

  1. スタートアップベンチャー企業を狙う

スタートアップやベンチャー企業では、人員不足や専任のスタッフを常勤させるほどの余力はない、などの理由により、外注するケースがあります。社内に常勤させる場所を確保できない、そもそもセキュリティについて大手企業ほど厳しくない、外注の希望に沿う、などの理由から在宅可となる可能性があります。

  1. 在宅可能な求人に強い転職エージェントを利用する

転職エージェントの中には、在宅可能な案件や、完全在宅などの求人に特化したサービスがあります。転職してから失敗しないためには、条件面などしっかりと詰めることができる転職エージェントを利用するのがおすすめです。

  1. Javaプログラマーの転職で失敗しないエージェント選び

Javaプログラマーが転職で失敗しないためのエージェント選びについて解説します。

  1. 1社ではなく複数の会社を利用する

転職エージェントは、転職者と転職希望先の企業とを仲介してくれる存在です。アドバイザーによっては、自分の意見を聞いてくれなかったりなど、相性が合わない場合もあります。転職エージェントは基本的に無料で利用できるため、複数の転職エージェントの利用をおすすめします。

  1. 実績や経験豊富な転職エージェントを選ぶ

転職エージェントには、業界の得手不得手があります。自分が転職したい業界の実績が豊富な転職エージェントを選ぶと良いでしょう。

アドバイザー次第で相性の問題があるかもしれませんが、業界大手は求人数や業界の知識が豊富のため、サービスのクオリティが高い可能性が高いです。

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  1. まとめ

Javaは比較的古いプログラミング言語であるにもかかわらず、依然として高い人気を誇っています。今なお、Javaで開発されるシステム・アプリケーションは多いため、Javaプログラマーの需要は引き続き高い水準で推移していくでしょう。Javaプログラマーとして有利な転職をしたい方は、IT業界・Web業界に強い転職エージェントに相談するのがおすすめです。

R-StoneはIT業界・Web業界に特化した転職エージェントです。業界を熟知したコンサルタントが、あなたの転職を成功へと導きます。ぜひ、お気軽にご相談ください。